親や配偶者の施設探しを始めると、口コミサイト、まとめ記事、施設のパンフレット、知人の体験談と、たくさんの情報が一気に押し寄せてきます。どれも参考にはなりますが、書き手や立場によって内容が違うこともあり、「結局どれを信じればいいの」と不安になりがちです。
こんなとき頼りになるのが一次情報です。一次情報とは、その情報の「おおもと」、つまり国や自治体、施設そのものが公式に出している情報のことです。たとえば「この施設で受けられる介護サービスの内容」は、まとめ記事よりも、施設が自治体に届け出ている公式な情報や、施設が交付する書類を見るほうが確実です。
施設探しは、ご本人の暮らしとお金、そして安全に関わる大きな決断です。だからこそ、最終的な判断は「誰かがそう言っていた」ではなく「公式にこう書かれている」を確かめてから進めたいところです。次の章から、介護施設に関する公的な情報源にはどんな法的な裏付けがあるのか、そしてそこにある限界は何かを、順番に見ていきます。
