施設探しで手に入る情報は、性格の違う3つの層に分けて考えると整理しやすくなります。
第1層は宣伝目的のパンフレット。施設が自由な様式で作るもので、写真や雰囲気が伝わる一方、どこを強調するかは作り手しだいです。第2層は重要事項説明書や運営規程。有料老人ホームは老人福祉法第29条に基づき設置者に都道府県知事への届出が義務づけられており、重要事項説明書については厚生労働省が標準様式(別紙様式)を示しています。第3層は自治体が公表する情報で、介護保険法に基づく「介護サービス情報公表システム」がその代表です。
AIに施設を案内させたり要約させたりするとき、つい手元のパンフレットを読み込ませがちですが、パンフレットは「第1層」にあたります。雰囲気をつかむには役立っても、料金や介護・医療体制といった大切な判断を支える一次ソースとしては、第2層・第3層の方が信頼できます。
施設探しで確認すること:気になる施設について、パンフレットだけでなく「重要事項説明書をもらえますか」「介護サービス情報公表システムに載っていますか」と一声かけてみてください。3層を意識するだけで、AIに渡す材料の質がぐっと上がります。
