施設探しでレビューや口コミを見ると、つい星の数や一言コメントに気持ちが引っ張られます。ですが、施設の情報には性質の違う2種類が混じっています。ひとつは「居心地がよかった」「スタッフが優しい」といった、書いた人の感じ方による主観的な評価。もうひとつは、職員の体制や料金の内訳、苦情への対応窓口といった、誰が見ても確認できる客観的な事実です。
この2つを最初に分けておくと、レビューに振り回されずに済みます。主観的な口コミは「こういう見方をする人もいる」という参考として、複数を読み比べる材料に。客観的な事実は、口コミではなく公的な情報源や施設が交付する書類で裏を取る——この役割分担が基本です。
施設探しで実際にやることは、口コミを見た後に「これは感想なのか、確認できる事実なのか」を一度仕分けすること。たとえば「夜間も看護師がいて安心」という口コミがあれば、それは感想として受け止めつつ、夜間の医療・看護体制が実際にどうなっているかは施設に直接確認します。感想を事実の代わりにしないことが、後悔の少ない施設選びの第一歩です。
