AIコンシェルジュと聞くと、AIが自分で判断して「ここがおすすめ」と答えてくれるように感じるかもしれません。けれど大切なのは、AIの賢さよりも「どのデータを根拠に答えているか」です。これを専門的には「接地(グラウンディング)」と呼びます。AIが何にもとづかず文章を作ると、もっともらしいのに事実と違う回答が出ることがあるためです。
介護しせつさーちのAIコンシェルジュは、希望エリア・月額予算・入居時期・介護度や状態・医療や看護の希望・暮らしの希望などをうかがい、サイトに登録された施設データの中から条件に近いものを絞り込む役割を担います。ゼロから「ありそうな施設」を想像して答えるのではなく、登録済みのデータを参照して案内するのが基本の考え方です。AIコンシェルジュとの会話で希望を必須条件・希望条件に整理する具体的な進め方は、また別の章で詳しく取り上げます。
ですから読者のみなさんに最初にお伝えしたいのは、AIの案内は「探す出発点」だということ。ここから先、本当に大切な費用・空室・医療対応などは、後の章でご説明するとおり、施設や自治体の最新の原本で確認していただくのが安心です。まずは「AIは根拠となるデータの上で動いている」という前提を持っておきましょう。
