親御さんや配偶者の施設を探すとき、「現地を見ずに決めて大丈夫だろうか」と不安になるのは自然なことです。遠方に住んでいたり、仕事や介護で時間が取れなかったりして、見学のために何度も足を運ぶのが難しいご家族は少なくありません。
まず知っておきたいのは、見学に行かなくても確認できる情報があるということです。施設の所在地や職員の配置、提供しているサービスの内容、費用の枠組みといった「客観的な事実」の多くは、公的なデータベースや書面で調べられます。
この記事では、(1) 国の公的データベースで客観情報を集める、(2) 重要事項説明書を取り寄せて中身を読む、(3) オンライン見学で雰囲気を補う、という3つの方法を順に紹介します。一方で、においや日中の活気のように、写真や書面だけでは伝わりにくい部分もあります。「調べて分かること」と「分かりにくいこと」を切り分け、足りない部分を別の手段で補っていく、という考え方で読み進めてください。
なお、費用や人員体制、医療への対応の可否などは施設ごとに異なり、改定もあります。この記事の内容は一般的な確認の進め方であり、最終的な数字や条件は必ず施設・自治体の最新の資料でご確認ください。
