親御さんや配偶者の入居先を探し始めると、施設の名前や種類が多くて戸惑う方が多いと思います。埼玉県は今後も高齢の方が増えていく地域です。県の資料によると、65歳以上の人口は令和2年(2020年)時点で約193万人・高齢化率27.0%(国勢調査)で、将来推計(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」)では令和7年(2025年)に約204万人・27.8%、令和22年(2040年)には約232万人・33.3%になる見込みとされています。
こうした背景があるため、希望する施設に必ずしもすぐ入れるとは限りません。だからこそ、最初に「施設の種類の違い」と「公的な探し方の入口」を押さえておくと、迷いが減ります。この記事では、(1)施設の種類を根拠となる法律で整理し、(2)特養の入居条件、(3)埼玉県が公開している施設情報の調べ方、(4)見学・契約前に確認することの順で解説します。
なお、費用の相場・空室の有無・医療への対応可否は施設ごとに大きく異なり、状況も変わります。本記事では一般的な仕組みを説明し、個別の判断は「施設・自治体へ要確認」とします。
