毎日の食事は、施設での暮らしの満足度を大きく左右します。ただ「おいしいかどうか」は感じ方に個人差があり、パンフレットの写真や口コミだけでは判断しきれません。そこで、味の感想に頼るのではなく、家族が客観的に確認できる手がかりに置きかえて見ていくのがおすすめです。
このガイドでは、次の5つを確認軸として提案します。
- 献立表:季節感や行事食、選べるメニューがあるか
- 厨房体制:施設内で調理しているか、外部に委託しているか
- 栄養士・管理栄養士の関与:献立や栄養管理にどう関わっているか
- 食事形態の対応範囲:本人の飲み込みの状態に合わせられるか
- 見学時の試食と観察:実際の味と、食事時間の雰囲気
どれも、見学のときや問い合わせのときに具体的に質問できる項目です。施設ごとに対応は異なるため、気になる施設には一つずつ確認していきましょう。まだ候補を絞り込めていない方は、先に老人ホームの種類と選び方を押さえておくと、食事の確認もスムーズに進みます。次の章から、それぞれの見方を順番に説明します。
