ケアハウスは、老人福祉法第20条の6に定められた「軽費老人ホーム」の一種です。同条では軽費老人ホームを「無料又は低額な料金で、老人を入所させ、食事の提供その他日常生活上必要な便宜を供与することを目的とする施設」と定義しています。つまり、自宅での暮らしに不安が出てきた高齢者が、食事や生活支援を受けながら安心して暮らせるよう、公的な性格を持って設けられた住まいです。
運営基準は「軽費老人ホームの設備及び運営に関する基準」(平成20年厚生労働省令第107号)で定められ、対象は「身体機能の低下等により自立した日常生活を営むことについて不安があると認められる者であって、家族による援助を受けることが困難なもの」とされています。食事の提供、入浴等の準備、相談・援助などが基本のサービスです。
施設探しの最初の一歩として、まず「ここは老人福祉法上の軽費老人ホームか」を確認しましょう。よく似た名称の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅とは法的な位置づけが異なります。パンフレットや重要事項説明書で施設種別を確かめると、対象者や費用の考え方の違いが見えてきます。施設種別全体の見取り図は老人ホームの種類と選び方でも整理しています。
