施設のパンフレットを開くと、居室の種類がいくつも並んでいて戸惑う方が多いと思います。介護保険施設(特別養護老人ホームなど)の居室は、大きく次の4つに整理されています。
- 多床室(たしょうしつ):1部屋を複数人で使う相部屋。カーテンや家具で仕切るタイプが一般的です。
- 従来型個室:1人で使う個室。フロアの廊下沿いに居室が並ぶ昔ながらの配置です。
- ユニット型個室:おおむね10人以下(15人を超えない)を1つの「ユニット」とし、共有のリビングを囲むように個室を配置するタイプ。各居室は個室です。
- ユニット型個室的多床室:ユニットの中にある相部屋。間仕切りなどで一定のプライバシーに配慮した造りです。
つまり「個室か多床室か」だけでなく、「従来型か、ユニット型か」という軸も重なります。見学予約や資料請求のときは、まず『この施設の居室タイプはどれか』を最初に確認すると、後の費用やプライバシーの話がスムーズになります。同じ『個室』でも従来型とユニット型では暮らし方が変わるため、名称をそのまま受け取らず、施設に間取り図を見せてもらうのがおすすめです。なお、施設の種類(特養・老健・有料老人ホーム・サ高住など)によって居室の前提が異なる場合があるため、施設の種類ごとの特徴や選び方もあわせて確認しましょう。
